- 農産情報
- 2023年4月15日 09:15
2023年4月農産情報
《 国内の野菜 》
< 関 東 >
ほうれん草
低温の影響により生産が遅れていましたが、3月に入り暖かい気温が続いたことにより、一気に成長をし、当初の2週間遅れで収穫開始となりました。ただし、その後の雨と高温の影響により、一部圃場では病気が発生しましたが、最終数量に影響が出るような状況では今のところございません。
< 九 州 >
ほうれん草
生産は終盤に差し掛かっております。1月下旬の降雪・低温の影響を受け、原料は大減産になっており、確保が困難な状況となっております。
《 中国の野菜 》
< 山 東 省 >
3月の青島地区最低気温1℃、最高気温17℃、平均最高気温は11.4℃と例年と比べ暖かく、降水量は少ない状況です。
ごぼう
現在は貯蔵原料を使用し加工しています。価格は昨年並みを推移しています。
にんじん
現在は貯蔵原料を使用し加工しています。価格は昨年並みを推移しています。
ほうれん草
山東西部では3月10日に収穫・生産が始まりました。 山東東部では4月中旬からの収穫を予定しています。 今年の作柄は例年並みで推移しています。
小松菜・青梗菜
山東東部では1月下旬から3月上旬に播種、4月中旬に収穫を予定しています。 作柄は例年並みで推移しています。
青梗菜
春菊
山東東部では2月下旬から3月上旬に播種、4月中旬に収穫を予定しています。 作柄は例年並みで推移しています。
< 浙 江 省 >
晴天・曇りが13日間あり、雨が10日間ありました。最高気温29℃、最低気温2℃でした。
きぬさや・スナップエンドウ
2月までは低温が続いており、成長が遅れておりましたが、3月に入り気温が上昇したことで、一気に成長期に入りました。例年通りの4月中旬に収穫が始まるかどうかもう少し様子を見る必要があります。
きぬさや スナップエンドウ
菜 の 花
収穫・加工は終了しました。天候不順による低温の影響によって、数年ぶりの不作となりました。 原料の供給不安により各工場で生産を前倒しして終了しております。 原料価格は例年の2倍以上に高騰した時期もございました。
いんげん
栽培が開始されており、現在順調に生育中です。
《 諸外国の野菜 》
< エクアドル >
ブロッコリー
生育は順調に推移し、供給数量に関しては問題ございません。 また、3月18日に発生した地震による被害はございません。
< ペルー >
アスパラガス
2023年1st CROPが収穫開始されております。こちらにつきましても、地震による被害はございません。また、3月に発生した大雨・洪水では圃場・工場に大きな影響はございませんでした。
<ニュージーランド>
ホールコーン
1月に北島を襲った大雨、洪水の影響を受け収穫量は減産の見込みとなっています 。