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農産情報
2021年7月31日 16:30

2021年7月 農産情報

新型コロナウィルスによる国の緊急事態宣言も解除になり蔓延防止処置に切替っている状況となっています。今後はさらに家庭内調理が大幅に増加することが見込まれます。

家庭用では、メーカー各社昼食向け主食商品、夕食向け食卓惣菜、家飲み対応商品などを拡充しており、新たに顕著化するニーズに対応するとともに、巣ごもり需要で獲得した新規ユーザーを引き留めるような商品施策も強化しています。

国内の野菜

北海道

気候

北海道地区の平均気温は昨年並みを推移しており、各農作物の生育状況はほぼ順調に推移しています。5月以降より各野菜の播種が始まっており、8月下旬より各種収穫が始まる見込みとなっています。

馬鈴薯

植え付け作業は終了しており、収穫時期は9月頃を見込んでいます。

とうもろこし

植え付け作業は例年並みに進んでおります。

いんげん

播種は終了しています。収穫時期は8月頃を予定しております。

枝豆

播種は終了しており、収穫時期は8月下旬を予定しております。

関東

ほうれん草・小松菜

作柄は例年並みを推移しており生産は終了しています。

九州

ほうれん草・小松菜

九州地区も収穫、生産は終了しております。
次回生産時期(小松菜:10月、ほうれん草11月以降を予定)

中国の野菜



山東省

気候

6月の青島地区の最低気温は16℃、最高気温は32℃となっています。今月の平均気温は例年よりやや高く、降雨は例年より多くなりました。

ごぼう

江蘇徐州地区は5月末頃に収穫開始し、6月末頃には収穫が終了する予定です。
作柄は例年並みを推移しています。
山東倉山地区は6月末に収穫開始し、9月末頃には収穫が終了する予定です。
山東済寧地区では9月末頃に収穫開始し、12月頃収穫が終わる予定です。

にんじん

各社貯蔵原料を使用して今月末には終了する予定となっています。
春作原料の収穫は6月中旬より始まっています。
作柄は例年並みです。

じゃがいも

3月下旬に種まき終了しております。低温の影響で収穫が約1週間遅れ7月上旬より収穫予定となっています。作柄は低温、日照不足の影響で約10%程減産見込みとなっています。

なす

4月下旬に種まきし7月上旬より収穫が始まる予定です。
作柄は例年並みを推移しています。

冬瓜

7月下旬より収穫開始予定となっています。作柄は例年並みとなっています。

インゲン

7月上旬より収穫予定となっています。作柄は昨年並みとなっています。

オクラ

収穫は6月下旬より始まっています。原料価格が高騰しています。
理由は昨年の原料価格が安かったため、栽培面積が減少しています。
トウモロコシ、小麦等の栽培に変更しているため、今年の収穫量は約1/3程減少見込みとなっています。

玉ねぎ

6月上旬より収穫が始まり6月下旬に終了しています。
今年の原料価格は昨年に比べ約2倍程高騰しています。
原因は昨年の原料価格が安かったため、栽培意欲がなくなり昨年より約30%程の減少しています。

浙江省

気候

6月の浙江地域の平均最低気温は18℃、最高気温は30℃と寒暖差が激しい状況となっています。

インゲン

収穫、生産はほぼ終了しています。天候不順により昨年に比べ減産の状況となっています。 原料価格は高騰しており約20~30%程値上げしている状況となっています。

枝豆

収穫、生産が始まりました。一部の栽培地区では暴風雨等の被害を受けた地区もあり、減産傾向となっていました。しかし枝豆の栽培面積は広く、その他野菜に比べて収穫時期が長いためこ  れからの異常気象がなければ例年並みの収穫数量を見込んでいます。

なす

収穫、生産が始まりました。収穫当初の為、原料価格はやや高めを推移していますが生育が落ち着き始めれば原料価格は安定する予測となっています。

れんこん

生育状況は順調です。8月中下旬より収穫が始まる予定となっています。

じゃがいも

連続的な雨の影響で収穫が約1週間遅れています。
低温、日照不足の影響と圃場によってはベト病が発生しており約10~20%程減産見込み
となっています。

玉ねぎ

5月下旬より収穫が始まり6月上旬には終了しています。
昨年に比べ栽培面積が約30%程減少したことから原料価格が高騰しています。
昨年の原料価格に比べ約2倍の価格となっています。

諸外国の野菜



コロナウイルスの影響により、船便の混雑や値上げなど、世界的に入船時期が大幅に遅れております。

エクアドル

ブロッコリー

低温が続いており、ブロッコリーの生育に影響が出ています。
また、一部地域では雹が降り、生育中のブロッコリーに悪影響が出ています。
上記の状況から通常約3か月で収穫出来るものが4か月を要しており、天候の回復が望まれる状況となっております。
また世界的なコンテナ不足による船舶スケジュールの乱れにより入庫が遅れております。

ペルー

アスパラガス

コロナウイルスによる工場人員減少、天候不順のため生産量が大幅に減少しております。  
また船舶スケジュールの乱れにより入庫が遅れております。

ニュージーランド

ポテト

船舶スケジュールの乱れにより入庫が大幅に遅れております

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