- 農産情報
- 2022年9月15日 13:09
2022年9月農産情報
《 国内の野菜 》
< 北 海 道>
とうもろこし・いんげん・じゃがいも・枝豆
7月に長雨があり(一部地域十勝地方)その影響により、反収減の懸念があります。
<関 東 >
ほうれん草・小松菜
ほうれん草・小松菜:生産は終了しております。今後、枝豆の生産終了後に作付けを行う予定です。
《 中国の野菜 》
< 山 東 省 >
8月の青島地区の平均気温は例年より高くなり、上旬は多くの雨が降り収穫中の作物に影響を与えました。
ば れ い し ょ
河北省、内モンゴル地区で8月末から収穫開始される予定です。 地区によっては降雨の影響が出ている圃場があるようで、例年の約10%の減産見込みとなっています。原料価格は昨年に比べ上昇する見込みです。
たまねぎ
甘粛省で収穫が始まりました。 作柄は例年並みです。中国国内中心に引き合いが強いこと、生産者の輸入加工用原料に対する栽培意欲が低く栽培面積が増えていないこと等の要因で原料価格が高止まりしている状況です。
オ ク ラ
収穫、生産は継続中です。8月収穫分の作柄は例年並みです
な す
収穫、生産は継続中です。 作柄は例年並みですが、油の価格が大幅に上昇しており、価格上昇は避けられない状況です。
ご ぼ う
央政府の命令で各地方政府は小麦や米等の栽培面積拡大のため、野菜の栽培面積を減少させています。 ごぼうもその影響で栽培面積が減少しております。また、地区によっては大雨の影響もあり、全体で約10%減産する見込みです。これにより原料価格の上昇が見込まれます。
に ん じ ん
河北省原料の収穫が始まっております。 雨の影響で太い原料が少ないため花形人参とシャトーキャロット生産に影響が出てくる可能性があります。
ピーマン
青ピーマンの生産は8月中旬に終了し、赤・黄ピーマンの生産が8月中旬頃から開始されました。 ここ数年原料価格の下落傾向が続いており、生産者の栽培意欲が減少しております。栽培面積は昨年比2/3になる見込みです。また収穫時期の長雨の影響で原料の水分が多く、輸送時に腐敗が発生する等歩留まりが悪くなっており、相場価格は上昇傾向にあります。
冬瓜
収穫、生産中です。作柄は例年並みとなっております。
かぼちゃ
ごぼう同様の理由でかぼちゃの栽培面積も減少しており、収穫量は減少する見込みです。 原料価格は大幅に上昇する見込みとなっております。
< 浙江省 >
晴天は15日間あり、曇りと雨が6日間ありました。最高気温42度、最低気温25度と気温は高くなりました。
い ん げ ん
収穫、加工は終了しました。 後期に入ると原料の質が下がり、歩留まりの低下によるコストの上昇を引き起こしましたが、相場の変動には及びませんでした。
枝 豆
莢付き枝豆の加工は終了し、現在むき枝豆の加工中です。 栽培面積減少と高温干ばつによる減産で原料価格は高止まりしています。むき枝豆加工は9月まで続く見込みです。
れんこん
生育は順調に推移しております。早期収穫は9月頃になる見込みです。
な す
収穫・加工中です。作柄は例年並みです。 原料価格に大きな変動はありませんが、油の価格が大幅に上昇している為、値上げは避けられない状況です。
れんこん
生育は順調に推移しております。早期収穫は9月頃になる見込みです。
《 諸外国の野菜 》
< ペ ル― >
グリーンアスパラ
2022年2nd CROPの生産が間もなく開始される予定です。
< エクアドル >
ブロッコリー
6月末のストライキ収束以降は通常通り生産しております。生育状況についても順調です。
< ベルギー >
ポテト
エネルギー等のコストが大幅に上昇しております。また熱波による収穫への影響も懸念されております。