- 農産情報
- 2024年1月15日 09:00
2024年1月農産情報
《 国内の野菜 》
< 北 海 道 >
かぼちゃ
収穫は終了しました。毎年続いている作付面積の減少傾向に加え、高温障害による反収減で計画通りの原料確保が出来ませんでした(約30%減産)。加工に関しても人手不足の為、生産に影響が出ております、数量の確保は年々厳しくなっています。
にんじん
収穫は終了しました。高温とその後の急な雨の影響により、大幅に減産(約40%減産)しており原料確保が難しくなっております。
< 関 東 >
ほうれん草・小松菜
秋作の収穫は終了いたしました。今期は例年に比べ気温が高く、収穫時期も2週間早く始まりました。作柄は平年並みです。
< 九 州 >
ほうれん草・小松菜
小松菜の生産は終盤に入り、ほうれん草の生産も始まっています。主要産地の熊本では 昨年12月21、22日の大雪の影響でほうれん草の一部原料に影響を受けました。原料次第となりますが、今後の生産は小松菜が12月末まで、ほうれん草は3月末日まで続く見込みです。
《 中国の野菜 》
< 山 東 省 >
12月 青島地区の最低気温:-10℃で最高気温:15℃、平均最低気温:-0.09℃となり、平均最高気温は5.59℃でした。例年では12月の平均温度は最低0.6℃、最高6.24℃で、例年より低く推移し降雪がありました。
人参
収穫は終了し現在生産分は貯蔵原料を使用しております。
里芋
現在、貯蔵原料を使用し生産しております。今秋の気温は例年より高く、原料は例年に比べ早めに腐敗が進み、歩留まりも低くなりました。
ほうれんそう
原料の収穫生産は12月上旬に終了致しました。作柄は例年並みです。越冬ほうれん草につきましては10月下旬~11月に播種し、3月下旬頃に収穫開始
予定となっております。作柄は例年並みです。
ご ぼ う
現在貯蔵原料を使って生産しております。原料価格は先月に比べ上昇しております。
たまねぎ
収穫は終了し現在は貯蔵原料を使って生産しております。
白 菜
収穫生産中です。作柄は例年並みです。
青ネギ
10月中下旬に播種を行い、今年4月収穫開始予定です。作柄は例年並みです。
< 浙 江 省・江蘇省 >
れんこん
収穫及び生産加工は終了しました。.原料価格は例年並みです。
ブロッコリー
江蘇産の原料は収穫、加工終了しました。天候の変化が激しく、収穫数量が不安定な為、予定目標に達成できませんでした。浙江産につきましては少量を収穫・加工開始しましたが、12月中旬に訪れた寒波の影響
で作物の生育は遅延しています。凍傷原料の混入を防ぐため、収穫、生産を一時中止しており1月上旬ごろの生産再開を予定しております。
カリフラワー
収穫、生産加工中です。原料価格は例年同期に比べ若干上昇しております。ブロッコリーと同じく、寒波の影響で、凍傷原料の混入を避けるために、収穫、生産を一時中止しています。
菜の花
生育は順調です。収穫格加工は2月後半頃の予定です。
水クワイ
生育は順調です。収穫、加工は後半に入りました。
きぬさや・スナップエンドウ
生育は順調です。2月下旬に収穫加工開始予定です。
《 諸外国の野菜 》
< ベルギー >
ポテト
中東地域における船舶安全確保の為に、各社スエズ運河を迂回する航路を選択しています。今後、迂回により10~25日の着荷遅延が見込まれる他、追加サーチャージが適用されることになります。また世界的なコンテナ船運賃の上昇が懸念されています。
< ニュージーランド>
グリンピース
生育はおおむね順調です。収穫は2月末頃まで続く見込みです。
<エクアドル>
ブロッコリー
順調に生育中です。