- 農産情報
- 2025年2月19日 10:37
2月農産情報

《 国内の野菜 》
< 北 海 道 >
かぼちゃ
今期も作付け面積の減少傾向は続いております。但し2023年の高温障害による大幅な反収減は発生しなかったため、作柄は平年並み(から若干減産)となりました。加工に関する人手不足から歩留まりの悪化が発生しているとのことで、製品の確保には注意を要します。
じゃがいも
反収は最終的にはほぼ平年並みとなりました。但し全体的に小玉傾向であり、地域や品種によっても出来高に差が生じる結果となりました。
< 関 東 >
ほうれん草・小松菜
順調に生育が進んでおります。
< 九 州 >
ほうれん草
10月の高温により播種・生育が遅れ、病気の影響により収穫が出来ず、生産が遅れています。1月中旬から収穫開始予定でありましたが、12月末から低温が続いており、1月に入っても原料の入荷が少なく、本格生産は2月以降の見通しです。
《 中国の野菜 》
< 山 東 省 >
1月 青島地区は最低気温:-5℃で最高気温:10℃、平均最低気温:0.52℃となり、平均最高気温は5.92℃でした。例年より平均気温は高く、降雨量は少ない状況でした。
人 参
現在、貯蔵原料を使って生産しております。原料価格は先月並みとなります。
里 芋
現在、貯蔵原料を使用し生産しております。原料価格は先月並みとなります。
ほうれんそう
越冬ほうれん草は、山東省西部、江蘇省、河北省は10月中下旬に播種し、3月中旬に収穫開始予定。山東半島は10月下旬に播種し、4月上旬収穫開始予定となります。作柄は共に例年並みです。
ご ぼ う
現在、貯蔵原料を使って生産しております。原料価格は先月並みとなります。
た ま ね ぎ
現在、貯蔵原料を使って生産しております。原料価格は先月並みとなります。
白 菜
12月上旬に収穫を開始し、12月末に収穫終了となりました。作柄は例年並みです。
白 ネ ギ
12月上旬に収穫を開始し、1月上旬に収穫終了となりました。作柄は例年並みです。
< 浙 江 省・江 蘇 省 >
れんこん
収穫、加工が終了いたしました。原料価格は例年並みとなります。
ブロッコリー
江蘇省の収穫・加工は終了いたしました。浙江省は収穫・加工が開始されているが、収穫量が少量且つ不安定となるため、各工場はフル稼働できていない状況となります。収穫・加工のピークは旧正月明け頃(2月5日)となり、気温上昇による、収穫量の増加が見込める為、原料価格の値下げが期待できます。
カリフラワー
本格収穫・加工が終了いたしました。(一部生産は2月迄続きます)収穫量の減少で、平均原料価格は2割上昇する見通しです。
しいたけ
収穫、加工しております。原料価格は昨年並みに戻っています。
水クワイ
収穫、加工が終了いたしました。原料価格は例年並みです。
菜の花
生育は順調です。収穫は2月後半頃の予定です。
きぬさや・スナップエンドウ・そら豆
生育は順調です。収穫は4月下旬の予定です。
《 諸外国の野菜 》
< ベルギー >
ポ テ ト
順調に生産を続けております。
< ニュージーランド >
グリーンピース
天候不良の影響を受け、収穫量は予想を下回りました。
< エクアドル >
ブロッコリー
12月下旬から電力は通常に戻っておりますが、供給の安定性については引き続き経過観察が必要となります。また、船舶については経由港混雑などの影響からスケジュール遅延が発生しています。