- 農産情報
- 2025年1月15日 12:01
1月農産情報

《 国内の野菜 》
< 北 海 道 >
かぼちゃ
毎年続いている作付面積の減少傾向に加え、高温障害による反収減で計画通りの原料確保が出来ませんでした。加工に関しても人手不足の為、生産に影響が出ており、数量確保は年々厳しくなっています。
にんじん
高温と降雨の影響により、大幅に減産しており原料確保が難しくなっております。
< 関 東 >
ほうれん草・小松菜
高温の影響で地温の低下が平年より遅く、生産開始時期の遅れが生じていました、現在は順調に生育が進んでおり、今後回復が期待されます。
< 九 州 >
ほうれん草
10月の高温により播種・生育が遅れ、また病気の影響により収穫出来ず、生産が遅れています。生産の遅れにより、減産の懸念があります。1月中旬から開始の見込みです。
《 中国の野菜 》
< 山 東 省 >
12月 青島地区の最低気温:-1℃で最高気温:14℃、平均最低気温:1.61℃となり、平均最高気温は6.61℃でした。例年12月の平均温度は最0.56℃、最高6.2℃ですので、例年より高く、降雨は例年より少ない状況でした。
人 参
現在、貯蔵原料を使って生産しております。原料価格は先月に比べ下がっております。
里 芋
現在、貯蔵原料を使用し生産しております。原料価格は先月に比べ上がっております。
ほうれんそう
越冬ほうれん草は、山東省西部は10月中下旬に播種し、3月中旬に収穫開始予定、山東省半島は10月下旬に播種し、4月中旬収穫開始予定となります。作柄は共に例年並みです。
ご ぼ う
現在、貯蔵原料を使って生産しております。原料価格は先月に比べ上がっております。
た ま ね ぎ
現在、貯蔵原料を使って生産しております。原料価格は先月に比べ上がっております。
白 菜
現在、収穫中で1月いっぱいで終了予定となっております。作柄は例年並みです。
白 ネ ギ
現在、収穫中で1月上旬終了予定となっております。作柄は例年並みです。
< 浙 江 省・江 蘇 省 >
れんこん
収穫、加工の終盤に入りました。原料価格は昨年に比べやや高めです。
ブロッコリー
江蘇産の収穫、加工は終了いたしました。天候不順による減産と加工時期の短縮で、例年の半分の生産量に止まりました。浙江産につきましては、少量の収穫、加工を開始いたしました。本格生産(量産)は2月中旬以降になる見込みです。
カリフラワー
江蘇産の収穫、加工は後半戦に入ります。生産量の減少で、原料価格は昨年に比べやや高めです。浙江産は少量の収穫、加工を開始、本格生産(量産)は1月になる見込みです。
しいたけ
収穫、加工しております。原料価格は昨年並みに戻っています。
水クワイ
収穫、加工しております。原料価格は例年並みです。
菜の花
生育は順調です。収穫は2月後半頃の予定です。
きぬさや・スナップエンドウ・そら豆
生育は順調です。収穫は4月下旬の予定です。
《 諸外国の野菜 》
< ベルギー >
ポ テ ト
収穫は終了いたしました。作付けが遅れましたが、収穫量への影響は特に無い模様です。
< ニュージーランド >
グリーンピース
収穫、加工をしています。概ね順調です。
< エクアドル >
ブロッコリー
9月から3ヶ月に及んだ計画停電が終了いたしました。しかしながら、長期的な電力安定供給には懐疑的な見方もあり、引き続き経過観察が必要です。また、船舶については経由港混雑などの影響からスケジュール遅延が発生しています。