- 農産情報
- 2023年3月17日 10:09
2023年3月農産情報
《 国内の野菜 》
< 北 海 道 >
馬 鈴 薯
低温及び長雨の影響により不作となりました。更に腐れ、空洞芋などが多く見受けられることで歩留まりも悪く、次回新物生産までの製品確保が厳しい状況となっております。
かぼちゃ
作柄は例年並みですが、人手不足により作付けを減らしている地域もあり原料は年々減少傾向です。また加工に関しても同様であり人手不足が生産に影響しておりますので、数量の確保は年々厳しくなっています。
< 関 東 >
ほうれん草
1月下旬の降雪の影響を受け、原料が大きな打撃を受けました。
< 九 州 >
ほうれん草
1月下旬の降雪の影響を受け、原料が大きな打撃を受けました。状況は現在も変化なく、予定していた原料確保が厳しい状況となっております。
《 中国の野菜 》
< 山 東 省 >
2月の青島地区最低気温-3℃、最高気温9℃、平均最高気温は5.9℃と例年と比べ暖かくなりました。
ごぼう
現在は貯蔵原料を使用し加工しています。価格は昨年並みを推移しています。
にんじん
今年は天候不順により、例年に比べ小ぶりな原料が多く減産となっています。価格は例年並みです。
ほうれん草
山東西部では昨年10月中旬に播種、3月中旬に収穫を予定しています。山東東部では昨年10月中下旬に播種、4月中下旬に収穫を予定しています。今年の生育状況は例年並みで推移しています。
小松菜・青梗菜
山東東部では今年の1月下旬から3月上旬に播種、4月中旬に収穫を予定しています。作柄は例年並みで推移しています。
< 浙 江 省 >
晴天は7日間あり、曇りと雨が13日間ありました。最高気温23℃、最低気温-1℃でした。
しいたけ
1月より収穫が始まり、現在は収穫、加工は終了しています。価格帯は昨年よりも若干ではありますが値上りしています。
ブロッコリー
先月からコロナ感染者の拡大で原料の供給や人手不足を懸念していましたが、再感染者が少なくフル稼働までは回復することはありませんが、工場を稼働することが出来ました。しかし、低温の影響を受け、原料の生育は鈍く減産となっています。一方、中国国内での飲食店が回復しており市場の需要が高くなっており、原料価格は約3割以上上昇しています。
カリフラワー
ブロッコリーと同様な状況となっています。
菜 の 花
天候不順により低温の影響を受けています。よって原料の生育が鈍くなったため収穫生産は約1週間遅れる見通しとなっています。中国国内の飲食店が回復していることもあり菜の花自体の引き合いが高くなっており、原料価格は昨年同期約5割高騰しています。
きぬさや・スナップエンドウ
低温状況が続き原料の生育は昨年と比べ鈍くなっています。収穫、生産は昨年と比べ、遅れる見込みとなっています。
《 諸外国の野菜 》
< エクアドル >
ブロッコリー
生育は順調に推移し、供給数量に関しては問題ございません。
< ペルー >
アスパラガス
2023年1st CROPは2月後半から収穫開始予定です。
<ニュージーランド>
ホールコーン
1月に北島を襲った大雨、洪水の影響を受け収穫量は減産の見込みとなっています 。